⑦強迫的反復/逃げられない理由

トラウマを受けた心は、無意識に強迫的反復をおこないます。

※脅迫的反服とは、恐怖を克服するために、自分で咀嚼(そしゃく)して、解決を試みているのです。これは、心理的な試みになります。

例えば、子供たちの遊びの中に「ごっこ遊び」や「ままごと遊び」があります。これらの遊びは、子供たちの視線から観た日常光景が映し出されています。

              そして

トラウマを受けた子供たちも「ごっこ遊び」や「ままごと遊び」をします、が、これは、強迫的な繰り返し(同じ行動を繰り返す)をすることで、自分が受けた辛い経験を乗り越えようとする努力ではないか、・・・と、言われています。

子供の頃に、親のDVを見ていた、また自分も虐待を受けていた、などのトラウマがあると、強迫的反復にて、それを繰り返してしまいます。

例えば、「あの時、父親が母親を殴るのを止められなかったけど、今度、私が結婚した時は、この人を直してやる」の思いは、親と同じ事をする。

これらは全て無意識の流れの中で繰り返されます。(強迫的反復)


子供たちの会話(実話)

子供たちの遊びを観察した事はありますか? 
私は、見て見ぬふり(陰から見守るように)して聞き耳を立てるタイプです。_(._.)_ そのときの内容を一部ご紹介しますね。

ある日、2人の女の子が親の目を外すように隠れると「ままごと遊び」を始めました。
その様子が妙に気になった私は、物の陰に隠れて聞き耳を立てていた。

1人の子がもう1人の子に、小さな声でままごとの設定を話し始めた。

「あなたには、お姉ちゃんがいたけど、死んじゃったの、いい?」と、
「じゃぁ、救急車が来ました」と、声を掛けて、ままごとが始まった・・。

①「お姉ちゃん」が「お兄ちゃん」に変わり、また、戻った。
②「事故死から始まった死」は「突然、居なくなった」に変わり、死んだに戻った。
③「お父さんはお酒を飲んで暴力を振るう」が「お父さんは帰ってこない」
④「お父さんが家に居るとお母さんを殴る、ケンカばかりしている」
⑤「お母さんはお酒ばかり飲んで、ご飯を作らない。」
⑥「子供はお腹を空かせて、お菓子を食べたり冷蔵庫の中にある物を勝手に食べた」

この中の話の内容は、二転三転コロコロ変わったが、充分予測できた。

ままごとの中で、数回、繰り返された言葉は『きょうだいの死』『親の暴力・ケンカ』『お酒』『お腹が空いた』です。これらの単語を聞いていて、色々考えさせられました。

正に、トラウマ体験を “ままごと遊び” として表現(心の声を吐き出す)していた。
ままごと遊びは、子供の心を丸裸にしてくれるのかも知れませんね。

だから、親は口を出さずに、見守ってくださいね。
子供のはけ口は、遊びで表現しているのかも・・知れないので・・(*^ー゚)


親の対応は見守ることに徹して、

※親の視線と子供の視線の違い・・・気にして、ねっ。

親(大人)の視線で子供を見つめると、
『小さいから直ぐに忘れる』『小さいから何も分からない』などの言葉をよく耳にします。

子供の頃の私は、何度も耳にしましたね。その度に『聞いてはダメ』と言われているように思い、大人たちに、話の内容を尋ねることが出来なかった。

今思えば、子どもだって、自分に関係している話の内容は、“聞く権利がある”、と思います。でも、この流れは『子供が抱える思いを、大人に語れなく』している・・のです。

当然ですが、子供は大人より言葉を知りません。そんな子どもは、自分の思いを大人に伝える事の難しさも知っています、だから、自分から問うことも出来ず、歯がゆさを・・感じているのです。それでも大人が声をかけてくれたなら、子どもは自分の気持ちを、僅かかも、知れませんが語れるのです。

子どもだって、大人や親と同じように何でも知りたい、何でも聞きたいのです。そんな子供が、自分の思いを語る事ができるのは『ごっこ遊び』や『ままごと遊び』なのです。

この遊びを繰り返すことで、子どもの心はほんの少し救われるのです。
親(大人)は、そんな子供の姿を否定せず、見守って欲しいです。

子供の人生に、トラウマを植え付けさせないためにも、
子供の言葉で子供の思いを、ストレートに放出できる環境が欲しいものです。

親は子供の心としっかり向き合う必要があり、親に課せられた子育てだとも考えます。
子供を見つめていると、色々な事を学べますよ。(^-^)/

反省すべき点は反省して、もっと聞き出したいことがあれば、子供との信頼関係を、もっと、もっと、築き上げてから、じっくり話を聞くことも出来ます。私は、子育てをしていて思った事は、私が育てているのではなく『私が育てられている』でした。親は子供と共に成長します、p(^^)q