⑥学習されたモデル/逃げられない理由
子供にとって、人生のお手本は、もちろん、両親です。
そんな両親の姿は、子供自身が築く人間関係や男女関係のモデルとなっているのです。
親と暮らす子供は、常に、親を観察しています。
子供が観ているのは『親の日常の姿』全てです。声・姿・表情・行動など、ありとあらゆるものです。例えば、食事の風景、会話の仕方、内容、酒を飲んだり、笑ったり、泣いたり、時には大声だったり、良いことも悪いことも、親の全ての姿を見つめて、子供は家庭の中で育つのです。
子供は親が行っているモデルを、まるで、コピーするようにそのまま学習するのです。
子どもは親を見つめているけど、親はそんな子供の姿を観ているのだろうか・・・?

■子供はいつでも親を観ている。(実話)
気分転換は必要ですね。
日々の時間の中に、ストレスになる “モノ” が、浮遊している、から、、自分の気持ちを、感情を、自分でコントロール出来るようになるために“気分転換の時間は必要”です。
私は、家庭と仕事を切り分けるために、仕事が終わると、まず、自分1人の時間を、5分でも、10分でも、作るようにしました。仕事の気分を家庭の中へ持ち込まないために、、、時間にすると僅かだけれども、気持ちを切り替えることが出来ます。(^-^)/
子供は親以外の人から、人間関係・男女関係の持ち方を学べないのです。
子供は親を見つめて育つ、だから子供に真似て欲しくない行動は控えましょう。
■世代間連鎖を止めたい
『あんな親にならない』『あんな人とは絶対に結婚しない』と、親の姿を見つめ続ける子供は何度も何度も誓ったはずなのに、気がつくと親と同じ人生を歩んで・・いる。
DVのある機能不全家族で育ったために、子供は不全な人間関係の方法を身につけてしまう、
すると、子供は自分もDVをする側になったり、される側になったりします。
これが『世代間連鎖』の始まりなのです。
親が、暴力をしつけと称している限り、子供に “恐怖” と “暴力” を学ばせます。
■ “世代間連鎖を止める” には、まず、自分が変わらなければならない。
簡単に言えば、ひとりひとりが意識して行動を起こす・・しかないのです。
例えば、
下を向いて歩いているのならば、顔を上げて前を見よう。
息を潜めて時を刻んできたのならば、まず、胸を張ろう、自分に自信をもとう。
何がやりたい? 何を学びたい? 何を食べたい? 行きたいところはある?
立ち止まってもいい・・、だから、空を見つめて欲しい。
泣いていい、海へ行こうか? それとも、散歩? それとも、山を登ってみる?
どこか遠くへ行きたくなったら・・・旅行しよう♪ 日本は広いよ~ぉ、ねっ。
いいと思うよ、心を、自由にしてあげたい、ねっ。
家庭という環境の中で学び得たことは、目や耳から無意識に入ってきた情報。
これからは、自分の意思で、遊びたい、学びたい、泣きたい、頑張りたい、を作ろうね。
自分が変われば、あなたの子供も、あなたの未来も変わる。
みんな、みんなで、幸せになりたいね。ねっ、ねっ、一緒に頑張りましょう。
●実感(ちょっと人生を振り返ってみました)
私の場合、親から学んだモデルは「DV・逃げる・離婚・再婚・自殺」この5つかな。
今、振り返っても、しっかり繰り返してきたように思います。(わらっちゃいますww)
それでも、してはいけないとしっかり自分に言い聞かせているのは『自殺』です。
その理由は、愛した人を失った苦しみを、誰よりも噛みしめて生きているからです。
この苦しみ、辛さは、私だけでいい、
大切な人に同じ苦しみ、辛さを味合わせたくない、と思っています。
この思いがある限り、私は自ら死を選ぶことをやめ・・る。
2000年から心理の勉強を初めて、2001年からホームページを立ち上げた。
当時の私は、自分の人生ほどめちゃくちゃな人生はない、と思い込んでいました、が、
勉強を初めて、自分の心の整理が始まり、
ホームページを通して、私は誰にもいえなかった話を掲載した。
すると、たくさんの人たちに出会い、私が知らない人生もたくさんありました。
その中で学んだことは、みんな、誰でも、必死に生きていること・・です。
あなたの人生はあなたのものです。だから、自分を大切にしてください。
親から学んだ人生を塗り替えて、新しい人生を歩んでくださいね。
「過去を消したい」「なかった事にしたい」などと、思っていると、自分を知ることは出来ません。 人生の時を刻んだ分「人生の学び」があり、この学びから得たものは、きっと、自分の身になっています。 もちろん、良いことも、悪いことも、全て、自分の身になっているのです。
目を背けずに、自分の心に耳を傾けて、しっかり自分自身を知っておきましょう。
自分自身を知っているのと、知らないのとでは、全く違います、からね。
自分を知る事によって、今後、どうすればいいのか、自ずと見えてきます。
一緒に、頑張りましょうね。応援しています。