私たちは自分にとって大切な人を失うと、“自分の人生も終わった”・・と、
生き続ける事すら意味を持たいように思ってしまいます。

そして、この思いに拍車を掛けるように、
失った人の存在を通して、できあがっていた多くの社会的要素も失ってしまいます。

愛する者を失った私たちには、苦しみと空しさだけは、永遠の傷として残ります。
それでも・・、
何かに向かって前へ進まなければならない事を・・無意識のうちに受け入れていきます。

                     

再生期の特徴

「自己認識を新たにする」生まれ変わった自分を認識する事、新たな出発が始まる
「自分自身に対する責任を受け入れる」感情的にも自立をする
「喪失をかかえたまま生きることを学ぶ」故人とまったく同じ “身代わり” はいない

再生期の身体的症状

「元気が戻ってくる」少しずつ元気になって、新しい世界に足を踏み入れる
「精神的に安定する」心の安定と共に人生も安定してくる
「身体に気をつけるようになる」身体を強くして新たな危機に備える

再生期のもつ心理学的側面

「自分自身のために生きる」自分自身のために生きることを学び、人間的に成長する
「記念日に訪れる悲しみに耐える」悲しみが戻ってきても短時間で終わるようになる
「外の世界に焦点を合わせる」自分を人生の中心に据える同時に外に目を向ける

「孤独を前提として受け入れる」孤独を悲しみのプロセスの一部として受け入れる
「人と積極的に交わる」人と積極的に交わることがいちばんの孤独解消法
「悲しみの長いプロセスを理解する」悲しみを乗り切る時間は人によって異なる

再生期を乗り切るために

① 最愛の人が亡くって長い時間が過ぎていても、遠慮せずに、その人のことを話し続けましょう。新しい生活の一部としてその思い出を持ち続ける権利があります。

② 健康や身体に良いことをやり続けましょう。
③ 自分が変化したことを自覚しまょう。
④ 故人との事で気がかりな事があるなら原因を取り除くための行動を起こしましょう。

⑤ アイデンティティを確立していく際に自分に余計な制約を課すのは止めましょう。
⑥ 心の準備ができたと感じたら悲しみのプロセスに終止符を打つ「儀式」を行う
⑦ あなたが得たもの思い起こして、例えば新しい友だち・新しい発見や興味など

⑧ 新しいアイデンティティを自覚、最悪の事態を乗り切ったと心に刻む
⑨ 今後も予測しない「記念日反応」があなたを襲っても、もう大丈夫です恐れないで。
⑩ 時に孤独を感じても受け入れ、自分から積極的に他人と交わりましょう。
⑪ 悲しみのプロセスの進行を早めようとするのは止めましょう。


考えさせられる・・

■悲しみの中には、強さが隠れています
    人は、強いのです、悲しみが訪れる度に、何かを学び変化していく。
    そうして、 自分がなるべき姿に、次第に近づいていくのです。

 この強さとは、残された者が・・その後の人生を模索し、一歩を踏み出すからです。

■「自分自分を中心に据える」ことから始まります。 これが、第一歩になります。
 今までは失った人を中心に据えて、その人のサポート役のように生きてきたのであれば、
 その焦点を自分へ向けてくださいね。
 
 新しい人生を生きていくためには、新しい人間関係を築く、
 「自分を中心に据え」「外の世界にも焦点を合わせる」両方の戦略を用いる。

■私たちは「親と自分」「配偶者と自分」「子供と自分」を同一視し感情も分かち合っています。
 これは、自分にとって大切な人たちに、自分自身を委ねていることになります。

 これからは感情面でも、自分で「自分自身を満たす方法を学ぶ」必要があります。

悲しみを乗り切る日数は、故人との関係、本人の性格、ショックの大きさなどなど、
 これら全ては、人によって大きく異なり、目安となる時間を設定することはできません

■悲しみのプロセスは、順調に先へ先へと進むことはできません
 1つの段階が終わり、次の段階へと進む・・とは限りません。
 また、第一段階・・二段階・・などと順番通りに進むものでも・・ありません。
 そして、1つの段階と1つの段階が、同時に襲ってくることもあります。
 そうかと思えば、終わった段階だと思っていた前の段階へ戻ることもあります。

■さまざまな過程の中で、何が起こるのか、私たちは何一つ、予想する事も出来ません。

■それでも言えることは、「全ての段階を歩む」この事だけは確かです。
■孤独から脱出するには、友人・家族・隣人、そして時間、これら全てが重要で必要なのです。


【振り返って一言】
本当に難しいです、やっと、一つ乗り越えられた(?)と、思えた瞬間に、新たな問題が、が、ドーンと、立ちはだかってきたことが何度もあります。 『もう、イヤ』と、心が泣きながら何度も叫んだこともあります、それらは、まるで立ち上がろうとする気持ちを打ち砕くように、立ち上がる事を諦めさせるように・・・その波は、何度も襲ってきます。・・そんな日々でしたね・・。(^-^)/

そんな時、私は自分に『仕方ないよね、泣きたいんだから』なんて、自分を慰めていました。

ゆっくりで良いと思います。
これだけは言えます、ムリをしないで、自分のペースで、自分の心に耳を傾けてね。
ゆっくり、歩もうね。