癒しの時期の特徴

「転換期に達する」
  転換期という境目はありません、だから知らないうちにやってきます。

「コントロールを取り戻す」
  人生に対するコントロール。心へのコントロールはゆっくり戻ってくる。

「役割から解放される」
  家庭の中には1人1人に役割がある、その役割が変化する。

「新しいアイデンティティを確立する」
  心が崩壊すると、アイデンティティも崩れる。自分自身を取り戻す作業を始める。

「自分自身を人生の中心にすえる」
  心が不安定になると何も考えられなくなる、自分が安定できる軸を見つける。

癒しの時期の身体的な症状

「身体が回復し始める」
  心が抱えるストレスが弱まると、身体が回復し始める。

「元気が出てくる」
  やる気が出てきたら適度な運動が必要です。ムリをせずゆっくりとね。

「眠れるようになる」
  睡眠パターンを元に戻すように努力する。

「免疫機能が回復する」
  身体が回復し、動けるようになると、免疫機能も回復して病気にかかりにくくなる。

癒しの時期の持つ心理学的側面

「自分と故人を許す」
  死んでしまった事は、故人の責任でもなく、自分の責任でもない。
  その事を自覚するためにも、自分自身と故人に許しを与える。

「忘れる」
  忘れるとは、故人を忘れる事では無く、故人を上手に思い出す事なのです。

「意味を探す」
  死の中に意味を見いだす。

「円を完成する」
  傷を閉じ(ふさぐ)て真の癒しを得る

「未来に新たな希望を持つ」
  未来について考えるようになると希望が出てくる

「現実的な見方をする」
  理想化から現実へ


① 意識を自分に向けましょう。難しいけれども、前よりも少し元気になった自分を認めて。
② 自分で何かを決めてみましょう。それは直観でもいいのです。
③ 自分を愛する事を学びましょう、頑張っている自分、悲しんでいる自分、悔しがっている自分、
 いつまでも立ち直れない自分、そんな全ての自分を愛してくださいね、
 そして、始めて、他人を愛せるのです。

④ 身体に十分気をつけてください、
 脳がストレスを抱えると、動く事も食べる事も、興味が無く自らそれらの事ができないのです。
 だからこそ、意識して身体を動かし、正しい食生活を始めて続けてくださいね。

⑤ 思い出は、あなたの人生の妨げにはなりません、だからこそ、ムリに忘れることもありません。
 きっと、あなたを支え続けて、あなたを強くしてくれるはずです。

⑥ 新しい友だち、新しい趣味との出会いは、 成り行きに任せる事も、良いかもしれません。
 ムリをせず、それでも、ほんの少し積極的に一歩を踏み出しましょう。

⑦悲しみから休暇を取りましょう。
 故人を忘れるためではありません。悲しみから逃れるためでもありません。
 頭の中は『故人を失った』この事実のみで埋め尽くされています、
 そのため、ほんの少し離れる事によって、もった沢山の思い出を思い起こす事が出来ます。


「それって、苦しいでしょ・・」と、思うかも知れませんね。
はい、苦しいです、悔しいです、涙が止まりません。

私はそれでいいと思っています。
泣きたいだけ泣いてください。出来ることならば、大声を出して泣きわめいてください。
どんなに泣いても、涙は止まりません。後から後から流れてきます・・・。


振り返ると・・

■ 私たちは無意識に『今の状態を維持する』道を選びます。
その理由は、この流れが『楽』だからです。何もしなくとも何も言われないし、みんなが心配してくれるし、みんなが気を遣ってくれる。 人は、きっと誰かに甘えていたいんです。

これは、確かに必要な時間なのですが、これでは、ただ悪化させるばかりで・・ 癒えません。
癒やすためには『今一度、自分を人生の中心にすえる』というプロセスが必要なのです。


■「自分自身を許す」「亡くなった人を許す」この2つを行う。
「自分自身を許す」とは、自分ばかりを責めて、1人で苦しんでいませんか?
大切な人を失った苦しみは語りきれない、語りきれない分は自分を攻め続けているのです。
そして、今も自分が生き続けていることを、悔やみ、許せない、これら全てを許してください。

「亡くなった人を許す」とは、この世を去ってしまったことで、この世に生きている私たちに、これほどまでの苦しみを与えたことについて、故人を許す必要があるのです。

■「忘れなければ・・」と、自分を攻めていませんか?
私は「忘れる必要はない」と、思っています。故人の事を話したり、愛する人と過ごした時間を振り返りながら、上手に思い出す事を学んで欲しいです。

■食べること眠ることが整い始めると、ごく自然に免疫機能も取り戻します。


癒やす』という言葉で表す事は簡単ですが、
実行する事はとても難しいです。そもそも、癒やす・癒える、とは、いったい、なんだろう・・とか、どんな気持ちになるのだろうか・・、なんて考えると何も浮かばない。バカな私で<(_ _)>。

私が考える『癒える』とは、思い出しても哀しい涙が出てこなくなる・・事。
思い出して『ほんわか』と、滲ませる涙が・・表れたなら、癒えた、なのかな・・と思います。