残された者/はじめに

「小鳥はいいな、私も小鳥になって、いろいろなところに行きたいな、
                       ママにも会いに行きたいな・・」

『東日本大震災で親を失った遺児たち』毎日新聞掲載:2013年1月27日


この文章を読んで・・

「私も、私も、思うよ、会いたいよ。」と、思わず声が飛び出した。(^^)/

愛する人がこの世を去って・・、何年・・経っても・・、何十年・・過ぎても・・、
“会いたい” 気持ちは変わることはない。


   そういう意味では、大切な人への思い(命)は、“永遠” なのかも知れませんね。
   この気持ちは、他人には、“自分が抱える思いは・・・伝わらない”、ですよね。


現在、愛する人を失い死別の悲しみと向き合っている人、
自分の心と戦っている人、辛くて、悲しくて、空しさを噛みしめている・・あなたへ、

  一緒に歩きませんか。

  大切な人を失った悲しみを、1人で抱えて、1人で苦しむのは、寂しすぎます。
  よろしければ、私にも分けて下さいね。


悲しみと共に・・・生きる

久しぶりに「死別の悲しみを癒やすアドバスブック (キャサリン・M・サンダーズ著)」を、読むと「その通り、うんうん、そうそう」など・・、私は本に話しかけていた。(笑っちゃうでしょ)

実は、この本は「PTSD心理サポーター」の授業にて使用した本です。改めて読み返してみると、本の内容が理解しやすく、皆様にも伝えたい、と。また私の体験も加えて、このページに綴ります。よろしくお願いいたします _(._.)_


大切な人の死” が、「これほどまでに、苦しく・・悲しいのは・・、」なぜ? だと思いますか。


私たちがこの世に生まれて、最初に学ぶ事は “恐怖” です。
もしも、恐怖を学ばなければ、自分の命さえ守る事ができないからです。

例えば、“赤ちゃんが泣く” と「どうしたの?」と、親は赤ちゃんの元へ飛んでいきます。また『怖い』『助けて』『お腹空いた、何か食べたい』などの訴えもします。

  これらは、赤ちゃん(子ども)が抱える、すべての恐怖を訴えているのです。
     つまり、赤ちゃんは自分の命を守っているのです。


※ 私たちは恐怖を知っているからこそ、命の大切さも知っているのです。


そうして、子供は、自分を守ってくれる『親』を知り『母親』も知るのです。
また、いつも側にいる親が、自分を守ってくれる・・・と、学びます。

    
・・・・・ところが・・・・・


あるとき、突然「ここで待っていて」とか「独りでお留守番できるね」とか、また『保育園』や『幼稚園』へ通う子供は、生まれてはじめて、“母親の手” を離れます。

         この時、子供の心の中では・・・

   『このまま、会えなかったらどうしよう』などの
   『置き去りにされる不安』『見捨てられる恐怖』を、学んでいるのです。

このときの学びが・・なんと、なんと、『大切な人の死を悼む』のです、



■『置き去りにされる不安』とは、残された者の思いが、そのままに表れる感情です。
 そして、そのときに、“見捨てられた・・” などの思いも重なります。

だからこそ、苦しくて、辛くて、空しくて、悲痛な思いや胸が張り裂けそうな思いに包まれるのです。よって、この苦しみは、起こるべきして起こる苦しみなのです。つまりこの学びこそが『死別の悲しみ』と同じ・・、だそうです。(思わず、納得)


【★】親と離れて子供が大泣きするのは、ごく自然なことなのです。だからこそ、迎えに行った時には「偉いね~ぇ、ありがとうね」などと、沢山、たくさん褒めて “むぎゅ~” と、抱きしめてね。子供が「ホッ」と可愛らしい笑みをこぼすまで・・。


記憶(管理人の話)

ちなみに・・私は3歳で両親離婚、6歳で継母と実父が自殺、
その後は、 育ててもらった家族、おばあちゃん、おやじさん、おふくろさんの死も見つめて・・、

約20年前に息子の死もみつめた。笑っちゃいますよ、身も、心も、ボロボロ ッス・・、
それでも、生きています、ダメですか・・・

ある人が言った言葉に・・・カチン(笑)なんてね、
「子供が親に会いたい気持ちは、死んだ親よりも、生きている親の方だ。死んだ親は、あきらめきれるけど、生きていると、あきらめきれない。」

思わず、叫びたくなった・・・その内容は、
「死んだ親だから会いたいんだよ。だって、話がしたい、聞きたいことだって、いっぱいある」

なんてね、 
私は・・“会いたい”・・。会えたなら、
親には「なぜ、私を残して死を選んだ」と、問いたい。
育ての親には「育ててくれて、ありがとう」と、心からお礼が言いたい。

そして、息子には、言いたいことが沢山ありすぎて、その中でも
「私の子どもになってくれてありがとう」と、言いたい。

何年過ぎても、何十年の時が流れても、私の気持ちは・・変わらない。
後悔と悔しさを引き連れて、今も時を刻んでいます。(;^^)ヘ..


だってさ、
生きてさえいてくれたなれば、「何時かは・・会える」「話が出来る」と、
かすかな希望かも知れないけれど・・、この思いを胸に、
私自身の生きる希望へと繋げることが出来る。

けれど、もう会えないと思う気持ち・・が、「会いたい」の気持ちを強くする。

大切にして欲しい、
今の自分の気持ちを・・、自分の心に、正直に、ねっ。

だから、お願い、自ら死を選ばないで、残された者は・・生きることが苦しいから・・
だって、大切な人を失うことは、残された者は無意識に自分へ罪を科す、


私は苦しくて辛い、この辛さ、出来ることならば、誰にも味わって欲しくない・・。

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