65歳になると、介護保険料の支払いが増えた。
正直言って「なぜ?」の思いが膨らんだ。
理由は、一般的に言えば、年金生活に入るのだろうから・・、それに、初めて介護保険に加入するのではない、40歳から強制加入、それなのにそれなのに、なぜ『介護保険料が上がる?』どんな狙いがあるのか・・と、考えさせられました。
私の場合は年金では生活できず、
生活費と支払いのために仕事をしなければならない。
扶養から外れて、国民保険に変わる。
始の年は、まぁ、それなりなのかなぁ・・と。支払いがあるため仕事に就く。
これがまた、大変なんだな~ぁ。「どこで雇ってくれる?」65歳過ぎたシニア。
やりたい仕事なんて出来ない。つまり、雇ってくれるところで働くしかない。
すると、また問題が起こる。
収入があれば・・・、そうなんです、税金が飛んでくる。ふー-
働いた分、全額、手にできれば良いのに・・、そうです、引かれるんです。
雇用保険・所得税が引かれる。
この雇用保険でもイヤな思いしたな~ぁ。60歳過ぎたときに、失業保険の申請に職安へ行くと、
「働く気あるの? 働く気がなければ支払わないよ」と、職安の職員に言われた。
(年を取るとイヤなことが増える、こっちだって、働かずに生活できれば、働きたくないょ、ムッ)
そんな日々を刻み、今年の強制税金は、増えた。(もうイヤ)
一番驚いたのは、国民保険料、倍です。(年収は倍じゃない、130万が180万になっただけ・・)
●最近の求人募集には年齢制限はない。
しかし、20代、30代、40代、50代が活躍中。定年は60歳・65歳などとの表記になった。
面白いのが、何の表記もないところへ・・・応募すると、返事が来ない。
その後は、募集内容に何歳代が活躍中というコメントが追加される。
その理由は、
◇◇募集・採用における年齢制限禁止について◇◇ 『厚生労働省のHPより』
雇用対策法が改正され平成19年10月から事業主は労働者の募集及び採用について、年齢に関わりなく均等な機会を与えなければならないこととされ、年齢制限の禁止が義務化されました。
と言うことですね。
求人案内は年齢制限ではなく、現在活躍中の年齢をチェック。日本語は、ほんと面白い。つまり、仕事は選べないのです。もう一つ、定年の年齢もチェックしないとね。だって、せっかく採用になっても、すぐに辞めることになるからです。
仕事を探すのも・・・辛い年齢になったもんだ、と実感中。
しかし、しかしだよ支払いは続く、つまり、働くしかないのです。
そんな思いを抱き、仕事を探し働き続ける日々・・・、
そんな職場に2022年10月から始まった厚い壁が浮上する。2022年10月から月収88,000円を一度でも越えたら社会保険の適用が決まった。つまり、国民年金・国民健康保険が、厚生年金・健康保険に切り替わる。
これは、得なのか? 損なのか?
お金が欲しくて仕事する、でも手取りが少なくなる・・・だよね。
年金をもらっていても、厚生年金は70歳までの支払いのため加入、、、なんだって。
今、年金をもらっているけど・・・めげるな~ぁ
年齢は、月日と共に加算される。職場は、年齢でバッサリ切る。
仕事が出来る人が、バッサリ切られた。
この出来事を目の当たりにした私は、ショックでした。
世の中は年寄り扱いするけれど、税金は年寄り扱いしてくれない。
なんだかんだ考えても、どうにもならない。
仕方ないから、とにかく収入を確保しなければならない。
しかも、今まで以上に働かなければならない。
年を取ることは、得か?損か?
そんな言葉では片付かないよね、すみませんです。
でもね、なかなか雇ってはくれない。どうして働くの?の問いに「税金の支払い」のためと応えるけど、働けば働くほど税金が増える。(マジ嫌) それでも働かなければならない、この現実。この矛盾だらけの世の中で生き続けるが辛くなってきた。
いつまで生きているのかなぁ、私、やんなっちゃう。
◆65歳を過ぎると、思わぬ出来事が待ち構えている。
65歳を過ぎると、どうやら未成年にナル!?らしい、(o゚▽゚)o 何かにつけて保証人が必要。
部屋を借りる。仕事に就く。ローンを組むなどなど・・・、
65歳で線引きされている出来事には他にもある。
年々安くなっていた車の任意保険料が、65歳になたとたんに、上がった~ぁ。追加請求が来た(>_<)
ただ単に年月と共に年を取っただけなのに・・・、現実の時は厳し~い。
驚いた出来事には、強制的に加入される介護保険・国民健康保険。お金がないから加入したくないと訴えても、ダメ。借金してでも支払えだって。借金はこれ以上増やしたくない。借金の返済と強制税金の支払いのためだけに、今、私は働いている。悲しい現実。保険、使わないから止めさせて欲しい、が現実の思い。
65歳で線引きされている出来事は他にもある。年齢で不公平さを感じる日々。年を取ってお金がないのは、辛いね~ぇ。65歳過ぎて、イヤなことばかり増えた。現時点では、年を取って良かったと思える出来事に出会っていない。もちろん、私の場合はの話です。
社会では年寄りを排除している・・・いや、貧乏人かな?
裕福だったら、こんなことを考えなくてもいいもんな~ぁ。
一カ所の職場だけでは生活が出来ない。この年齢になってどうしてこんなに必死に働かなければならない。
いや、間違い、私の生活苦はずーと続いていた。なんでだろう・・・頑張って生きてきたつもりなのに。
で、私の現在の職種は、介護職です。
シフトを入れて貰えなければ、収入は0円。
収入を安定させるには、シフトが安定しなければならない。
難しい問題ですね。だって、シフトを入れるのは私じゃないもん。(厳しい綱渡りだぁ)
現在、家庭内の老老介護が問題になっているけれども・・、
介護職に就いて感じることは、職場でも老老介護、、ですね。
介護職の仕事、嫌いじゃないですよ、私の体力が続く限り続けたいです。人生の時を刻んだからこそ、利用者様の思いや気持ちに寄り添うことが出来るし・・、利用者様を見つめていると、自己努力が眩しいです。
●家族を見守る思い、、
叱られるかな、私は愛犬から学んでいます。愛犬が老犬になり、以前のような元気はつらつの姿が消え、目も耳も大分弱り認知症になったようで、グルグル回ってしまったり、部屋の中ではウンチをしなかったし、ウンチを踏む、なんて行為も一度もなかったのに、今では部屋の中でウンチをし私がよけさせないと踏んでしまう。目が見えづらくなったようで、下を見て歩くのではなく、真っ直ぐ前を見据えて突き進む、だから踏んでしまうのでしょう。そんな愛犬を見つめていると「今、幸せですか?」と問いかけたくなる。
走ることが大好きだったのに、今ではグルグル回る、その姿を見守る私はとても辛く苦しい。
犬と一緒にしないで、と怒る方もいらっしゃると思いますが、
私にとって、人の命も愛犬の命も、同じなのです。
そんな愛犬と利用者様が重なってしまう。
自分自身を維持するために、守るために、精一杯、今を生き努力している。
そんな利用者様と愛犬に、私が出来ること精一杯、、したいです。
修正:2023.7.23